今日は、先週のサンタクルズの海で7匹も魚が釣れたのを皮切りに、釣りバカ日誌第2弾として、Seacliffの海に釣りに出かけた。
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ボードウォークの先に、出入り禁止の柵があって、そこには、かつて豪華客船だった船がたった一度航海しただけで座礁したまま、動けなくなってしまい、今ではSeacliffの象徴的存在となっている船があるのだけど。。
ゆたママ達が釣りを始めて間もなく、ゆたパパがその船の近くに一羽の鳥が飛び立てないでいる様子を発見した。
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上の写真がその様子なんだけど、実はこの鳥。釣り客の残した釣り針が引っかかったと見えて、飛びたくても飛べないでいたのだ。
なんと、かわいそうな。いくら飛ぼうとしても体の奥に針が刺さってしまっているらしく、なかなか針が抜けないみたい。
そこで、ゆたパパがこの可哀想な鳥を救出して欲しくて、この海を管理するレンジャーに助けを求めた。
そこで、問題です。
さて、この報告を受けたレンジャーは、どの対応を取ったでしょう?
1.鳥といえども、相手は命ある身なので、人名救助並みに、その鳥を救出した。
2.鳥なので、知らんフリ。
3.とりあえず、助けるフリはするものの、放っておいた。
さて、この三つのうち、どれだったでしょうか?
答えは。。
ゆたパパがこの事態を報告した後、レンジャーが2名現場に駆けつけてくれた。
さすが、アメリカね〜。動物愛護精神に溢れてるわと感動してしまった。
数分後、先ほどのレンジャーが一旦事務所に行ってからまた戻って来て「もうすぐこちらに救助のボートがやって来るので、ここで釣り糸を垂らしてる方は、すぐに引きあげてください。数分で処理は終わります。」と言われたので、なかなか迅速な対応ね、素晴らし〜!一体どんな救出劇が始まるのかしら??とドキドキしながら、待っていた。
砂浜にまで、レンジャーの車がやって来て、サーフボードに乗ったレンジャーがこちらに向かう、、と言うとこまで見守っていたのだけど。。
どうしたことか?待てど暮らせど、サーフボードに乗ったレンジャーがやって来ない!これじゃ、あの鳥がかわいそ〜じゃない〜〜!
数分後で終わる、、と言ったのに、20分ほど待ったけど、レンジャーが救出に来る様子もないので、釣り竿を引き上げた人達は、再開してしまったではないか!
一体、どうなってるの?
トイレに行くついでに、砂浜に停まっているレンジャーの車の様子を観に行ってみたけど、慌てる様子もなく、何名かのレンジャーが話しをしていた。
これって、助ける雰囲気でもないんだけど??
そして、トイレから戻って見ると、さっきまで砂浜に停まっていたレンジャーの車はどこかに消えてしまっていた。
たった数分で、あの鳥を救出したとは思えないんだけど。まさか、本当にあの鳥を見捨てて帰ってしまったんじゃないでしょうね?
と思いながら、現場に向かってみると。。
まだ、あの鳥は飛べずにもがいていた。
可哀想に。。
何らかの理由があったのかしらないけれど、ゆたママから見たら、最終的には助けるフリして何もしなかった、3になるわよねぇ。。
で、気になったのが、帰るまでずっとあの鳥は、飛べないでいたのだけど、魚を食べることができないでいるれと、あのまま死んでしまうことになるよね。あの鳥は一体どうなってしまうんだろう。。
え?みなさんは、今日の釣果の方が気になるって?
あ〜、ゆたママが大きさ12cmくらいの小さなヒラメ一匹と、ゆたパパが食べられない魚「ブルヘット(通称情けない顔の魚)」一匹でした。
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なので、今夜のご飯はパスタでした。
ということで、釣りバカ日誌第2弾は、「こんな日もあるさ」で終わったのでした。。